プロ野球 好プレーを楽しむ

プロ野球の試合では、観客があっと驚くような好プレーが見られるのも、野球ファンとして大きな楽しみのひとつです。メジャーリーグでは、イチロー選手がよく肩の強さを生かしたレーザービームを披露していました。外野から、一直線にホームベースのキャッチャーのストライクゾーンにノーバウンドで届く返球は、敵のチームの選手やファンでさえ拍手を送っていたといいます。

また、広島東洋カープの菊池選手も、赤忍者と称される守備力の高さで、観る者をしばしば驚かせています。広い守備範囲と正確な送球が特徴で、ゴールデングラブ賞を何度も獲得するのも、誰もが納得です。好プレーと珍プレーは紙一重ともよくいわれますが、選手が一生懸命なあまり、珍プレーとなってしまうこともあるようです。

また、好プレーは天然芝の球場のほうが出やすいという傾向があるようです。天然芝は人工芝と違い、地面が柔らかいので、選手もボールに向かって思い切って飛び込めるからです。人工芝だとケガをしないために、飛び込むのを自重するという選手が多いようです。プロならではの身体能力と高い技術で観ることのできるスーパープレーは、プロ野球観戦を一層楽しむことのできる要素です。